大人のGRAND SMALL

「ダイハツ・タントカスタム」に見る
“ハイエンドな軽自動車”という選択肢

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ゆとりの車内空間と充実した装備、
堂々としたたたずまいを身上とする
「ダイハツ・タントカスタム」。
一日を共に過ごすことで、他のクルマとは
趣を異にする、その魅力に触れた。

文=鈴木真人/写真=荒川正幸

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自分の時間を大切にする人にこそ
提案したい

軽自動車が日本人にとってスタンダードなクルマであることに異論はないだろう。動力性能や内外装の質感が以前より格段に上がり、トールワゴンと呼ばれるジャンルの軽自動車は室内空間の広さで人気を得た。ファミリーカーとして確固たる地位を築いたのは歓迎すべきだが、それだけではもったいない。例えば「タントカスタム」。ダイハツの軽乗用モデルのフラッグシップとして見れば、これは子育てを終え、自分の時間を大切にする大人の男性にも提案できるクルマだ。

中でも、特別仕様車「RS“トップエディションリミテッド SA III”」には堂々とした趣がある。外観で目を引くのは、専用の大型エアロバンパーで威厳を増したフロントフェイスだ。メッキパーツで高級感を、カーボン調パネルでスポーティーさを表現している。ダークメッキのLEDヘッドランプが表情に強さを与え、引き締まった顔つきを作り出している。これなら、信号待ちでとなりにどんなクルマが並ぼうが、気後れすることはないだろう。

クラスを超えた存在感を放つ「ダイハツ・タントカスタム」。外装色にも、深みのある高級感ただよう色がラインナップされている。

内装もエクステリアと同様に上質な仕立てだ。全体が黒基調で統一されていて、大人の落ち着きが感じられる。同時に走りを予感させる雰囲気も醸し出しており、シルバー加飾の施された革巻ステアリングホイールが実に手になじむ。ダッシュボードとドアのコンソールは大理石調のパネルで仕立てられていて、柔らかな素材のファブリックとの組み合わせがまた上質感を高めている。ここのところ、軽自動車の質感の向上には目を見張るものがあるが、なかでもタントカスタムのこの内装は随一と言っていい。格上の普通車にも勝るとも劣らない仕上がりである。

「トップエディション」シリーズには、ダークメッキの装飾が施された、専用のグリルやLEDランプが装備される。

フロントウィンドウが大きくて、前方にはパノラミックな眺めが広がる。せっかくなので、景色のいい道を走りたくなるではないか。上方の視界も開けており、日が暮れれば夜景も楽しめそうだ。夜の静寂を流すタントカスタムの車内は、大人に安らぎを与える最上の空間となるだろう。

車内空間は、広さはもちろん質感の高さも特徴。センタークラスターやドアコンソールに用いられた、大理石調の装飾が目を引く。

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安全・安心だからこそ
質の高い走りを楽しめる

走らせてみても、ターボエンジンは豊かなトルクを供給し、街なかでも高速道路でもゆとりのあるドライブが楽しめる。そのままでも十分にパワフルなのだが、いざという時にはステアリングホイールに備えられた「PWR」ボタンを押せばいい。パワーモードに入ってアクセルの踏みこみに対するレスポンスが向上し、瞬発力が得られる。さらにシフトポジションを「S」にすると高いエンジン回転数が保たれるようになり、スポーティーな走りを満喫することができるのだ。

足まわりもしっかりしたものだ。コーナリングでふらつくようなそぶりは見られず、高速道路の長いカーブでも安定した走りを披露する。これなら、ドライバーだけでなくほかの席の乗員も不快な思いをすることはないだろう。いまだに「遠出が苦手」なイメージのつきまとう軽自動車だが、少なくともこのタントカスタムなら、それも十分快適にこなしてくれるはず。ご近所専用のセカンドカーとしてはもちろんのこと、週末の遠出にも使えるファーストカーとしての素質を、このクルマは備えている。

ターボ車なら余裕の走りを楽しむことも可能。足まわりもしっかりしており、背の高いクルマながらコーナーでふらつくこともない。

爽快な走りを楽しめるのは、安全機能に信頼が置けるからだ。車名の末尾に付く「SA III」とは、ダイハツ最新の運転支援システム「スマートアシストIII」の意である。このシステムの搭載車では、前方のクルマや歩行者に衝突する危険を検知すると、ドライバーに注意を喚起し、最終的には自動緊急ブレーキで被害の軽減をサポートする。車線逸脱警報機能や前方・後方の誤発進抑制制御機能もいざという時に役立つ装備だ。作動させないに越したことはないが、常に万全の準備をしてことに臨むのが大人の流儀である。

心置きなく爽快なドライブを楽しむ上でも、予防安全装備やオートハイビームなどからなる運転支援システムは、今や必須の装備といえる。

このほかにも、信号や渋滞などで先行車が発進したことを知らせる、その名も先行車発進お知らせ機能や、ロービームとハイビームを自動で切り替えるオートハイビームなども完備。JNCAPの予防安全性能アセスメントで最高ランクの「先進安全車ダブルプラス(ASV++)」を取得したり、国が規定した安全運転サポート車の区分において、やはり最高ランクの「サポカーS<ワイド>」に適合していたりと、その充実ぶりはまさにお墨付きだ。実際、タントカスタムには普段使いで必要とされる装備が網羅されており、その内容は格上の普通車と比べても遜色のない充実ぶりとなっている。スマートアシストIIIがあるからこそ、タントカスタムの確かな走りを安心して楽しめるとも言えるだろう。

またRS“トップエディションリミテッド SA III”には、通常はオプションとなっている「パノラマモニター」が標準装備される。モニターにクルマの周囲を上方から見下ろすような映像が映し出されるので、狭い道のすり抜けや車庫入れなどで非常に重宝する。セレクターを「R」に入れると自動的に映像が映し出されるが、モニター内の「カメラ」というスイッチを押すことで作動させることも可能だ。日常生活で役立ちそうだと思ったのが「フロントワイドビュー」。路地から広い道に出るときなど、死角になっている場所の様子を見せてくれるから安心して発進することができる。

車庫入れなどに便利な「パノラマモニター」。俯瞰(ふかん)映像だけでなく、「フロントワイドビュー」など多様な表示機能が備わる。

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どんな用途にも応えてくれる
懐の深さ

室内高は1365mmもあるから、たいていのものは載せられる。衝動的に観葉植物を買ってしまっても心配はいらない。横に長いものだって大丈夫だ。リアシートはダイブダウンさせることができるので、たためば広大かつ完全にフラットな荷室空間が出現する。助手席も倒してしまえば、長さのある釣り竿(ざお)だろうとスキー板だろうと積める。荷物の出し入れが面倒に思えるかもしれないが、タントカスタムには「ミラクルオープンドア」がある。ボディーの左側はセンターピラーがドアに内蔵されており、スライドドアを開ければ開口幅は1490mmに達する。

パワースライドドアはドアハンドルだけでなく室内のスイッチや電子カードキーでも操作することができる。ヘタなミニバンより操作が便利で実用的だ。もちろん、大開口でも安全性に問題はない。前後のドアに内蔵されたピラーによって、閉めれば十分な強度が確保されるからだ。見えないパーツが重要な役割を果たしているのは、まさにミラクルといえる。

軽自動車とは思えない広々とした車内。後席は左右独立してスライドやリクライニング、格納が可能で、助手席も倒すことができる。

シートのバリエーションは多彩で、乗員の数や荷物の大きさなどに合わせてアレンジが可能。助手席は前方へ最大380mm、リアシートも前後に240mmスライドさせることができる。後席にはリクライニング機構も装備されているので、助手席を倒すと現れる簡易テーブルにドリンクを置いてくつろぐのもいい。さまざまなシーンで使いこなせる懐の広さが、アクティブな生活を支えてくれる。

驚異の大開口を誇る助手席側の「ミラクルオープンドア」。乗降時はもちろん、大きな荷物を積載するときにも非常に重宝する。

タントカスタムは度を越したスピードが出るクルマではないし、過剰な豪華装備が用意されているわけでもない。走る、運ぶというクルマの本質と、どこに行っても卑屈になる必要のない身なりで、大人なオーナーの豊かな生活に寄与するクルマなのだ。

さまざまなシーンで使いこなせる「タントカスタム」は、自分の時間を大切にする大人にふさわしいクルマといえるだろう。

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