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スピーチを実際にして、あがり克服 スピーチを実際にして、あがり克服

どんなに話し上手な人でも、原稿なし、ぶっつけ本番でスピーチをして成功することはほとんどありません。スピーチ成功のためには、話す内容を原稿にまとめてスピーチの練習を繰り返すことです。

原稿を書いてあがりを予防

あがりやすい人からよく聞くのは「原稿を用意していくと、頭が真っ白になったとき原稿の通り話さなくてはとかえって焦るのでいや」、「棒読みっぽくなるから、その場で考えて話したいです」という意見です。気持ちはわかりますが、あがりやすい人がぶっつけ本番ではうまくいかないもの。考えや話したいことを整理し、まとめるために、どんなに短いあいさつでも原稿を書きましょう。聞き取りやすい速さで話したとき、400字分の原稿のスピーチは約1分間と覚えておくとよいでしょう。

原稿を書くことの効果

Point1

頭の中は収納と同じ。整理されていれば言葉は出てくる

せっかくスピーチにぴったりのいい話題を持っていても、頭の中が整理されていなければ、いざというときに思いつかず、慌ててしまいます。一度、原稿に書いて整理したものを頭に入れておけば自然と言葉が出てくるようになります。

Point2

話の脱線が防げる

スピーチの内容を事前にまとめておかないと、緊張とあがりから話そうと思ったことを忘れてしまい、なにか取り繕わなければとあせってしまい、関係のない話題をして脱線してしまうことが少なくありません。

Point3

スピーチ時間を事前に把握できる

スピーチが苦手な人は、話しているうちに話題が脱線したり、なにを話しているのかわからなくなったりして、スピーチ時間が長くなりがちです。事前に原稿を書いて時間をはかりながら読むことで、スピーチ時間を調整することができます。

スピーチの半分は文章構成力で決まる

スピーチは話す目的とそれに合った内容が定まっていることが第一です。
状況にふさわしい話題を考えましょう。例えば朝礼であれば、社員のやる気をそぐようなネガティブな話題、不平不満は避けるようにします。単に事実や出来事を並べるのではなく、自分の考えを最後に付け加えると、スピーチが引き締まります。
下記を参考にして、自分のショートスピーチの原稿を書いてみましょう。

[ 一般に気をつけたい話題 ]
➀ 暗い話、不快、不吉な話
➁ 他人の悪口、不平不満
➂ 場違いな話
➃ 専門的、相手が不得意とする話
➄ 自慢話
[ 朝礼スピーチにふさわしい話題例 ]
➀ 業務に関すること(日々の仕事、会議、商談などで気がついたことや問題点)
➁ 業界に関すること(研修や講演で聞いた話、新聞や雑誌から得た情報など)
➂ ニュース、時事問題(政治、経済、スポーツなど社会的関心事)
➃ プライベートでの出来事、興味のあること(趣味、レジャー、グルメ、習い事、健康法など)
[ 披露宴スピーチにふさわしい話題例 ]
➀ 新郎新婦、ご両家へお祝いの言葉
➁ 学生時代の思い出(学生時代の友人の場合)
➂ 職場での仕事ぶり(部下、同僚などの場合)
➃ その他、新郎新婦の人柄がわかるエピソード

声に出して読み、時間をはかる

原稿をつくったら、必ず声に出して読み、スピーチの時間をはかりましょう。長すぎるスピーチは聞いている人が飽きてしまううえ、聴衆が雑談をしたり、興味がなさそうにしていることがわかると、さらにあがってしまう悪循環を招きます。披露宴、朝礼、自己紹介などは目安として3分間以内に終えるようにします。

読んでいる姿を動画録画する

声に出して読んでいる姿を、携帯電話の動画などで映してあとから見直しましょう。スピーチの内容は簡潔か、姿勢はよいか、聞き取りやすいか、話し方の癖などをチェックします。気がついた点を修正して、また録画して見直し、修正するを繰り返すことで、本番でもあがらない自信をつけることができます。
あがりやすい人は、自分の声を聞くのは絶対に嫌ということが多いのですが、自分のスピーチを聞くことはあがり克服に大変重要な過程なので、がんばってトライしましょう。

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